おかげさまで、全区画 完売いたしました

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雨ですが見学会は大盛況
昨日17日に続いて本日18日日曜日も現場見学は続いています。今日は朝から大勢のお客様が詰めかけています。もうすぐ春ですね、現場に活気が出て来ました。家を買うのに、やはり寒いのはあまり頂けません。

定期借地権という新しい法律が出来てはや20年になります。それにしてはなかなか一般化していません。日本人固有の「土地所有」が片方にあって、もう一方に、「土地を買っておけば必ず今より高くなる」という土地神話がいまだにあるのでしょうか。土地の値上がりは、人口と比例します。もっと具体的に言うなら需要と供給の関係、つまり東京などの都市部へ戦後大勢の人が日本中から押し寄せました。大勢の人が土地を必要としてどんどん購入し、そこに家を建てたのです。性急な日本人気質が、マンションという一気に大勢が入居できる器をも見出しました。その勢いが、全国津々浦々波及し、地方でも土地がバカみたいに高くなりました。

今はその頃、昭和30年40年代の逆ですね。高島平などの新興マンション群は空き家が多くて建替も出来ず、困っています。これは日本人気質の、「人並みに」という性格に負うところも大いにあります。ある成功者の話ですが、事業に成功した人は、まず自宅などの家や社屋を建てるそうです。そしてますます事業が繁栄した人は、次に女性を作るそうです。そして究極は美術品など骨董品です。その額は1点数千万から数億円に昇ると言われています。

いま被災地の復興でも「定期借地権」に注目が集まっています。所有権はとても強い権利ですから、この非常時と言えども法律の改正をする以外制限はかけられません。その点借地であれば、暫定使用も可能です。行方の分からない人の土地も、行政で地代を収納しておいて、当事者若しくは相続人に渡せば良いのですから。この非常時に、日本人のもう一つの特徴である「ちえ」を出しませんか。